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競馬で勝ったら確定申告が必要か、負けたら経費にできるのか

2014/07/04

競馬で儲けが出た場合、それは一時所得となるため課税の対象となり、確定申告をする必要があります。

具体的には、一時所得には50万円の控除があるため、これを超えると確定申告が必要です。

 

競馬で負けた場合、いわゆる外れ馬券が収入を得るための経費として算出できるかについては現状では明確な答えは出ていません。

これまでは経費としては当たり馬券の購入費しか認められていなかったため、当たり馬券の総額が50万円を超えると確定申告が必要でした。

しかし、最近ではこれと異なる判断も出ています。

 

大阪国税局に申告漏れとして男性が訴えられたケースでは、インターネットでの馬券購入を利用したソフトを作成し、総額約30億1000万円の当たり馬券が出ていますが、馬券の購入費用としては約28億7000万円かかっています。

このため、この男性は外れ馬券も経費として計上し、利益は1億4000万円としていますが、大阪国税局では従来通り外れ馬券は経費として認めず、当たり馬券の購入費を除いた約29億円を課税対象としました。

この訴訟について、大阪地裁の判決では男性の主張が認められています。

 

しかし、現在大阪高裁での控訴審中であり、結論は出ていません。

また、大阪高裁での判決が出ても敗訴側が控訴し、最高裁まで続くことが考えられます。

このことから、確定申告の際に外れ馬券が経費として認められるかは現在行われている訴訟の結果を待つ必要があります。